image

シンガポールのアラブストリートといえば、以前にTwenty Gramms の紹介でも触れたとおり、異国情緒に溢れた、あっ海外に来たな!と実感させてくれる場所。

MRT(地下鉄)のブギス(Bugis)駅からノースブリッジロード(North Bridge Road)を歩くこと徒歩10分くらいで、ハジ・レーン(Haji Lane)という細長い裏通りが見つかる。

日本のガイドブックなどでも取り上げられることが多い、雑貨店などが建ち並ぶ小じゃれた通りだ。

IMGP2648

image

この壁一面の壁画が見えたら、突き当たりの道路で左に曲がり、一本隣の通り、アラブストリートに出よう。

その角にFika Swedish Cafe and Bistroがある。

image

"fika"という言葉は、スウェーデンで、仲間とコーヒーを飲みながらくつろぐことを意味するらしい。

image

扉を開けると、店内には、白を基調とした北欧系のポップなデザインのインテリア。

image

シンプルな中の温かさ。どこか可愛らしく温かみがあるデザインが心を弾ませてくれる。

image

一皿目は、Swedish Meatballs (19ドル)。

柔らかく、口の中でホワイトソースと溶け合う新食感。日本の洋食店で食べるミートボールスパゲッティのミートボールを想像すると、やや斜め上を行く味だが、これはこれで美味しい。

シンガポールのIKEA Alexandra店の中にあるレストランでもスウェーデンミートボールを食べることができるが、そちらは私たちの知っているミートボールに近い。

いつかスウェーデンの本場でも食べてみたいものだ。オーロラも観たいし。

まぁ、シンガポールにすっかり慣れた身体では北欧の寒さが堪えそうで、考えただけで身体が震えるがf^^;

image

続いてこちらは、Breakfast Waffle (12ドル)。

カリッと甘いワッフルの生地に、ベーコンとマッシュルームソースの塩加減が絶妙にマッチして美味しい。スクランブルエッグもふわふわ。

ワッフルを食事として食べるという経験ははじめてで、恐る恐るだったのだが、ボリュームといい、食事の一皿として成立していた。

image

デザートはカウンター横から選んだベイクドチーズケーキ

このしっとり感はたまらない!

ほどよく口の中に溶け込みながら広がるチーズ。甘さもちょうどいい。

image

ミルクの濃いカプチーノ。

image

フラットホワイト。泡立てたミルクがない分、よりストレートにコーヒー感が伝わり、最近ちょっとはまっている。

image

こちらのレモネードなど、ソフトドリンクも充実。

image

fikaには系列のパン屋さんもあって、それがKonditoriだ。

image

スルタンモスクに向かう正面の通り沿い、モスクに向かって右側の並びにあるので、ぜひ観光のついでに寄ってみよう。

日本でも修行していたことがあるというパン職人さんが、天然酵母のパンを丁寧に焼き上げているお店だ。

image

入り口から美味しそうなパンのディスプレイに、もう、心が躍らずにはいられない。

image

カリッとしていて、バター風味が口いっぱいに広がるクロワッサン。

image

さきほどのスウェーディッシュミートボールが入ったキッシュ。

どれも絶品!

中東の雰囲気に囲まれてスウェーデンのぬくもりを感じる。そこに中国語が飛び交い、日本人の自分がいる。

世界のいろいろなものが触れ合う中に身を投じ、手元のコーヒーの味も深まる。

そんな形でスウェーデン料理を堪能できるシンガポールの深さ、ぜひ味わってみては。

image

fika swedish cafe and bistro
Our rating: 4.0/5.0
Address: 257 Beach Road, Singapore 199539 (Corner of Arab Street and Beach Road)
MRT: Bugis or Nicoll Highway
Opening Hours: 
    Sun-Thu and PH: 11am-10pm, last order is 9.15pm (kitchen only)
    Fri-Sat and Eve of PH: 11am-11pm, last order is 10.15pm (kitchen only)
Free Wifi: Yes
URL: https://www.fikacafe.com/

***シンガポール・カフェ・マップはこちらから↓




↓ よかったらポチッとお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ
にほんブログ村